知ったかぶりの話し

知ってるつもりの思い込みの感覚に、非常識な横やりを入れて覧る試みです

2023-01-01から1年間の記事一覧

神仏は祈りを黙過するの話

戦争が起きて子供が泣き叫び死のうと、民族争いで人が意味もなく殺されようと、祈り続ける弱者が飢え死にしようと、「神仏は黙過する」だけで何もしてくれません。信仰を持つ人は誰でもが祈ります。でもその祈りが神仏に届き手を差し伸べてくれることはあり…

グループホーム悪用のペテンの話

地域で暮らすとは何かは明確にされていません。自治会に入る事なのか。地域の行事に参加する事なのか。しかし、一般のアパートでは自治会なんかに入っていない場合がたくさんあります。自治会に入会しないと一番揉めるのはゴミ出しぐらいで、自治会に入会す…

選択肢があれば悪者は衰退するの話

障害者に対して施設職員による虐待が繰り返し報道されていますが、職員の被害についてはほとんど報道されることがありません。その理由は、「仕事上我慢するのが当然」「うまくできないのは技術不足」「給料もらっているのだから出来て当然」と捉えるムードが、…

同調圧力がないなら集団とは言えないの話

同調圧力と言うと、何か得体のしれない強い力で個人を攻撃する悪い事のように使われがちですが、同調もしないならその集団は烏合の衆であって集団の意味を持ちません。二人以上の人が集まれば、全面ではなくてもその集団の何かに同調する事が求められるのは…

キャラクタープリントの食べ物をなぜ食べられるのかの話

例えばプリントクッキーに、マリアの像が印刷されていたら、観音様の像が印刷されていたら、誰でもが食べられると思いますか。ミッキーの図柄の棒付きチョコは、「わーミッキー大好き」と言って食べてしまいます。でも子供に「食べちゃいたいぐらいかわいい…

信じる者は、足をすくわれる時代の話

「岐阜市の陸上自衛隊日野基本射撃場で隊員3人が撃たれ死傷した事件に関連し、6日に訓練が再開された同射撃場で、自衛隊員が報道陣に中指を立てる仕草をした」と報道されました。更には、隊員が報道陣に向けピースサインまでしていたという事です。長い間射…

子の盛った話に被害者になり切った母親の話

どんな話でも最近の言葉で言えば「盛った」話があって、聞く者はその場の雰囲気で配慮するものですが、検証もなく被害者ではないかと走り出してしまうと、言い出した方も「盛った」とは言えないままに周りを巻き込んだ迷惑事例になってしまいます。障害のあ…

しがみつく男の話

「俺はいつ辞めてもいいんだ」と言う幹部職員ほど、いざ辞めてくれと言うと激しくしがみ付きます。他者に「俺は男だ」と武勇伝と説教する奴ほど、女々しく潔い態度など見ることはできません。そして、「俺は何度も辞めると言ったが上から止められた」と「上…

SDGs風呂に入らずにシャワーだけにしようの話

SDGs風呂に入らずにシャワーだけにしようの話 今どきは、湯船に髪の毛が浮いていたり、石鹸カスが白く浮いていたならもうそれだけで「汚い」と騒ぎ立てることになりかねませんが、風呂に髪の毛や石鹼カスが浮いていたのはそんな遠い話ではありません。家庭風…

山に行くのは罰当たりの話

日本の古来の神は山を住みかとするというか神が宿るのは山であり海であり空であったのです。ですから山は「信仰」の対象というよりも生活の拠り所として崇められてきました。「役行者」が行った山岳信仰というものが始まったとしても、ご神体である山で修業…

ユダヤ教の怖さの話

古代のエジプトやローマ帝国との関係で言えば、地中海東の沿岸でエルサレム周辺の地域「パレスチナ」は、日本で言うところの戦国時代のような状態が繰り返されて沢山の民族や政権や覇者が入り乱れた土地だという事は誰もが知っていることです。そして、その…

出てきたやつがふるさとと言うのはおかしいの話

定説に従えばわれらの祖先はアフリカから出てきたことになっています。過去には、アメリカのアフリカ系国民の中でルーツ探しが流行したことがありましたが、何代も前のことなど分かったとしても現生活に大きな意味はありません。なぜなら、人の故郷感は生ま…

障害者ビジネスが障害者福祉を蝕んでいくの話

障害者雇用代行ビジネスとは、障害者を自社の中で雇用管理することが難しい企業(A)などに対し、人材系ビジネスを展開している企業(B)などが場所を貸し出し、その中で A が障害者を雇用(A が雇用契約をする)し、B がその雇用管理(人集めから管理まで)…

危ない日本語の人付き合いは誤解と誤差の発生源の話

アメリカの動揺と言われている「メリーさんのひつじ」と言う歌があります。これを使って日本語は誤解が生じやすいと話をしています。たった一字で大きく意味が変わってしまう日本語には、話した方も聞いた方もよほどの共通認識がないと、「言った言わない」…

人権の国フランスのいじめは大人になっても潜在する意識だの話

フランスでいじめを苦に自殺する生徒らが相次ぎ、学校でのいじめが社会問題化して、事態を重く受けとめたマクロン政権は27日、「いじめに対する断固たる闘い」を宣言し、予防策や加害者への厳罰を定めた「いじめの総合対策」を発表したと報道されました。人…

研修請負会社は、受講者から手紙が来たら嫌ですかの話

福祉のサービス管理責任者の研修を受講した後で、研修中も「自分の意見を言おう」とか「他者の意見を聞こう」とか「苦情の処理」とか「スーパーバイザー」なんてことを言っていたので、以下のような手紙を出してみました。返事はありませんし、届いたかもわ…

研修請負会社は、受講者から手紙が来たら嫌ですかの話

福祉のサービス管理責任者の研修を受講した後で、研修中も「自分の意見を言おう」とか「他者の意見を聞こう」とか「苦情の処理」とか「スーパーバイザー」なんてことを言っていたので、以下のような手紙を出してみました。返事はありませんし、届いたかもわ…

教科書検定止めても困らないの話

教科書会社「東京書籍」が約1200の訂正箇所が見つかった高校地図教科書の廃刊を決めたことについて、前文部科学相は、「教科書検定で一部の誤記などを指摘しきれなかったことは大変遺憾だ」と述べ、検定の体制などの改善を図るとした。と言う新聞記事が…

建前と現実対応に使われる異民族や異宗教の話

アメリカは南米からの移民を制限しています。壁を作ったりしています。でも国内に入りさえすれば働くことが出来るという法整備体制でもあるのです。つまり、不法移民としてのレッテルを張って底辺としてなら労働が可能な環境にあるという事です。そこに底辺…

行政の責任放棄が相談支援センターだの話

家族が施設入所を希望する場合の障害者の多くは重度者と言う事は現代では普通の事になってきました。しかし、重度者だから利用したくても入所施設には空床がないというのが現状で、ただ見通しもなく待てというのが現実です。しかも、今の制度では、相談支援…

戦争なんて簡単に起きるの話

いつまで被爆国なのか。いつまでパールハーバーなのか、いつまで被害国なのか。戦争賛成者なんかに会ったことがありません。しかし、攻撃されれば反撃すると言う人はどこにでもいます。みんなで戦争を始めるなんてことは歴史上も稀なことと思います。どこに…

人材育成は妄想の話

過去からずっと人材育成が叫ばれて、組織が出来ると組織上げて人材育成が未来を拓くかの如く言われるのですが、よく考えてみれば人材育成ってそもそも何のためにと考えたならそんな都合のいい人間育成なんてありえないと言う事がはっきりしてきます。何故な…

勝ち取る福祉はなくなったの話

障害者福祉では、「親亡き後」が大きなテーマとなるのは、障害者の生活が親に依存しているからです。障害者の多くが経済的、社会的に保護者としての親が存在している事で守られていて、親が死んだらこの子はどうなるのかというぼんやりとした不安が常にあっ…

花は舞台で咲いていないの話

野に咲く花も、園芸の花も舞台に飾られる事はあっても、舞台で咲いているのではありません。多くの花は、一年に一度しか咲きませんから、咲いた花が枯れるまでの数日間が、まるで舞台の上のように人々は感じますが、花を落としてしまうとただの「草や木」に…

エレベーター「優先」「優遇」の話

電車を降りたところで駅員がスロープを取り付けていたので止まって見ていたら、電動車いすの方が降りてきました。その進行方向にエレベーターがあるのですが、入り口は進行方向に対しては反対向きになっています。ガラス越しにエレベーターの前には4~5人…

世襲制は日本社会に隅々まで浸透しているの話

政治家の世襲が批判されますが、遺産相続は家族が引き継ぐものである以上、議員になれる権益があるなら無形の相続資産として世襲になるのは当然のことです。遺産は土地・建物だけとは言えず、文化的なものにも十分すぎる位しみ込んでいます。歌舞伎なんて世…

墓で引っ張ったら魂が迷ってしまうの話

仏教の輪廻転生は実に分かりやすい話です。「すべての結果には必ず原因がある」という因果の法則に基づいて、そこに、生まれた原因があって結果としての「生」、そして生まれたと言う原因から、結果が始まっているという事です。常に、原因があって結果があ…

ズボン降ろすと尿が付着しますよの話

女性と違って男性トイレはずらりと並んだ排尿の便器に向かって立ったまま並んで排尿しますから隣人の排尿行動が見るともなしに見えてしまいます。普通気にならない日常の風景なのですが、最近見かけるのが、子供のようにズボンを下げての排尿姿です。スポー…

揉み消し出来る検察の危うさの話

54歳の男性が去年11月、足立区のマンションの一室に無施錠の玄関から侵入し、寝ていた女子高校生にわいせつな行為をした疑いで逮捕され、男性は取り調べに対して「間違いありません」と容疑を認めていましたが、東京地検は今月3日付で男性を不起訴処分にし、…

「聞く耳」の正体の話

最近は、相手を否定する論議をしてはならないが決めるには、話し合いが必要だとされます。そして、話し合いでは相手の話をよく聞く事、相手の言い分を否定しない事、自己主張しない事などが、ルールともなっています。それは、まるで忖度会議でもあるのです…