知ったかぶりの話し

知ってるつもりの思い込みの感覚に、非常識な横やりを入れて覧る試みです

2018-01-01から1年間の記事一覧

陥落そして遅れてる方がいいんじゃないの話

国連の分担金が、中国に抜かれて3位に陥落したと、実に残念そうに報道している人たちがいました。そんな見栄を張っているような地位から陥落したっていいじゃないかと思うのです。どうせ、分担金払ったって国連の官僚たちの高給に消えてしまい、実際の実務…

学童保育にどんな質を求めているのかわからない話

学童保育の歴史は、そんなに長くはありません。というのは、学童保育そのものがどんなものと規定されていませんし、形も時代で変わっています。本来必要なのかという疑問もありますから、学童保育そのものが曖昧すぎて実務・実施内容もまるで違うのです。た…

ママ友の群れは時に我儘になるの話

スイミングスクールのプール観客席での話。スクールに通う子供たちの親が待っていたり、練習を見る事が出来るスペースが、どこにでもあります。そこでは、少しでも知り合いとなっているのだろうママ友が集まると、子供の話だけでなく、夫の話もべらべらと、…

こじつけ話は植物を誤解するの話

人間的解釈では、植物は、毒とか棘とか自己防衛をしていると言われますが、草食動物の食事風景を見ればわかりますが、移動できないのですから、逃げることも出来ず、ほぼ食べられ放題の状態と言えます。例えばユーカリ。青酸毒を持っていますが、コアラは青…

介護脱毛は、道を間違えるの話

老後に介護されることに備え、デリケートゾーンの脱毛を行う「介護脱毛」を始める40代から60代の女性が増えていると報道されました。報道によれば、親を介護した経験などから自身の将来を見据えクリニックやエステサロンで脱毛する客が増えているということ…

なんでも甘いという甘い評価

テレビのレポーターが、野菜でも果物でも何でもかんでも「甘い」と評価して、糖度がメロンと同じだなんてことを得意げに言います。野菜の評価も、わざわざそのまま食べて甘いと評価します。今や糖度が高いほど良い野菜の様な評価と褒め方をしています。塩分…

ほんやく機が普及する時代がそこまで来ている英語の話

長年やってもしゃべれないと言われる英語、ならばと今度は小学校でも教えようという事になりそうです。何年やっても何百万人がやってもろくにしゃべることが出来ない英語教育は間違っていると云う批判も沢山ありますが、未だに論議ばかりで良い方法は見いだ…

弱さに付け込む信念の話

民間療法には、様々あって療法やセラピーなんて言い出すと数え切れないほどあります。その多くが、美容、疲労の回復や老化防止、精神安定等々ですが、殆どは、自己体験によって得た確信を他人にも、分けてあげたいと思い込む本人の善意の塊で成り立っている…

お家芸ってなーにの話

スポーツの報道で、ちょっと多めの勝利があるとすぐに、「お家芸」と言ってまるで身内が勝ったように言うだけでなく、上位を維持出来ずに、ちょっと続いて負けると再び「お家芸」がと非難します。元々、お家芸というのは、家元や宗家なんて言う流派に使う言…

たばこ値上げに賛成の話

10月からたばこ税が引き上げられて、400円から500円台へと移りつつあります。もっと上げて1000円台でもいいと思っています。純粋に禁煙が健康に良いとか、受動喫煙が問題だとかではなく、「専売品」として適切だとは思わないからです。今では「…

スポーツだけではなく指導者の暴力は続くの話

指導者の体罰・暴力が繰り返し噴き出てくるのは特別な事例ではなくそんな指導者の方が潜在的に多いということです。そして、体罰的・暴力的指導者は、反省は出来ないし後戻りもしないから何かの切っ掛けさえあればすぐに表ざたにされやすいのです。暴力否定…

化身が日本の宗教をなんでも可能にしたの話

日本の神仏混合を可能にした基本的考え方は、化身です。例えば、不動明王は、大日如来の化身だということです。大日如来は曼荼羅で言うと中心、最高位の仏として君臨しているだけでなく、時には、別人の不動明王に変身してしまうというのです。変身というの…

生から死まで不平等に生き、公平を求めて争うの話

平等という言葉に色々な意見はありますが、私は、人生は不平等の中でもがき、せめて公平であってほしいと不平を言い続けているのが現実だと思っています。なぜなら、人は生まれた時から、どの家に生まれたかで、もう社会的にも金銭的にも平等ではないのです…

プレーイングコーチの時代の話

障がい者雇用率の中に不正があったと、各省庁が一斉に非難されました。実際に公的機関は、職員の定員枠がありますから、非常勤で誤魔化していた位なのにそれよりもあくどいやり方をしていたと言う事でした。各省庁は、東大を含めた大学のエリートを集めた集…

人前に出る文化と出ない文化の話

安土桃山時代に来日したポルトガルの宣教師ルイス・フロイスは、『日欧文化比較論』のなかで「我々の間では真珠は装身具の材料に用いるが、日本では製薬のために搗き砕くより他には使用されない。また、ヨーロッパの女性がつける宝石のついた指輪なども一切…

不老長寿の先にあるものの話

クマ虫の仲間は、地球上で最もタフな生物と言われており、1000種以上あります。体長1.7ミリ程度で、海洋・陸水・陸上のほとんどありとあらゆる環境に生息し、水がなくても120年は生き、宇宙空間に直接さらされても10日間生存することが可能と言われ、150度の…

障がい者優先なら、ちゃんと書くべきだの話

付加価値があることがいいとか、どうせなら多機能がいいということはどこにでもある発想です。専用よりも、いろいろ使える汎用の方がお得な感じもします。だから、いろいろなところで汎用できる多機能が薦められます。しかし、多機能は一見素晴らしいように…

標準なんて簡単に変えられるの話

みんないい人はみんなダメな人。強いリーダーは危ない人。支えているのは保身がうまい人。と言えますが、宗教の信者は、忠誠心と護衛心、布教心の三拍子が揃っていなければなりません。つまり、神であれ仏であれ、主たる者への忠誠心は信者としての位置を確…

風通しがよい職場は、学校と間違えているの話

憧れのように、「風通しのよい職場」を求め、いかにも素晴らしい社風のように語られますが、「風通しのよい職場」って何と言うと、自由に意見が言えるとか、上下に関係なく話ができるとか、職場の人間関係に関わることばかりが出てきます。職場は仕事の場で…

ヒヤリハットは、危険な支援の証明書の話

ヒヤリハット記録と言うのは、事故にまではならなかったものの、事故に直結してもおかしくない「ミス」や「ヒャッ」とした「ハッ」としたことを指すと説明され、福祉の現場では、罰として書くものでも、反省として報告するものでもなく、目的は再発防止のた…

読めない名札がぶら下がっているの話

今時は、接客が必要な部署だけで無く、誰もと言っていいほど名札をしています。そしてその多くが、首から紐でぶら下げています。中には、ぶら下がっているのが邪魔なのか、胸ポケットにしまいこんでいる場合もあります。結局、 名前を見ようとしても読めない…

人工頭脳は、人間を受容出来ないの話

人工頭脳が、人間を超えていくとか、支配するとか色々な空想や話があります。映画なども作られていますが、私は人工頭脳は人間を超えられないという考えです。それは、人間は、都合の悪いことは、見ない聞かない忘れる、どんなウソも本人の中ではほんとにな…

報復するは我にありの話

例えば虐待の場合、親に非難の声が殺到するようにマスコミは煽りながら、過熱したと見るや熱さましの様な分かった感のある冷静論が出てくることがよくあります。そこでは、法の未整備や政治の貧困、経済や歴史をひっくるめてさも高所から見るべきだという話…

安堵は日本の社会関係の原点の話

「安堵」というのは、実力者が利権を守ってくれることですから、現在では法によって安堵されているという言い方も出来ます。特に戦国期には朝廷や幕府の権限では利権が不安定になりましたから、軍事実力者が、安堵状なるものを出して、味方を確保したり、相…

「結局は障害者が身内にいることを隠したいんだ」の話

平成28年に相模原市の障害者施設「津久井やまゆり園」で、利用者19人が刺殺される事件が起きてから2年がすぎても裁判さえ始まっていませんが、慰霊などのたびに死亡した利用者の名前公表が話題となっています。通常このような事件の被害者は子供であっ…

ボランティアは人の不幸の上にある話

福祉関係者の調査で、最近5年間で何らかのボランティア活動に参加したことのある人の割合は、約3人に1人、 今後のボランティア活動への参加に興味・関心がある人は8割以上に上るという好意的な報告があります。さらに、見知らぬ人や友人・知人が困っていると…

不幸の手紙が昔あったという話

人は不幸という言葉を嫌います。幸福はどうですか。言葉には、イメージがあって、人は好む言葉と嫌う言葉を持っています。言われたくない言葉と、言われたい言葉があります。日本の言霊という感覚は特別です。言葉には魂が宿ると考えています。だから、悪い…

年寄りの往生際の悪さが意識を変えるの話

決定的証拠はないけれど、状況証拠は沢山あって誰もが灰色と言うより真っ黒だと思える状態でも、本人たちは絶対に認めないという年寄りの往生際の悪さが目立っています。真実が分かったからそれが必ずしも規則に抵触するということではなくても否定し続けま…

スポーツ利権がある限り選手は道具にすぎないの話

あるスポーツの指導者の話に、過去のこととして『子どもたちに勝たせたい』ではなく、『俺が勝ちたい』でした。自分が認められたくて、目の前の結果にこだわっていました。と言う告白があります。実際のプレーをしていない応援団だって初めは「勝たせたい」…

虐待の加害者は被害者意識に溢れているの話

虐待の父母が、罪悪を告白し悔い改めることなど想定しない方がいいの話 虐待する人には、それなりの理由があります。社会からは非道、人間じゃないと言われようと本人にはその感覚を失わせるほどの理由があるのです。東京都目黒区の船戸結愛(ゆあ)ちゃん(…