知ったかぶりの話し

知ってるつもりの思い込みの感覚に、非常識な横やりを入れて覧る試みです

2016-11-01から1ヶ月間の記事一覧

子どものうつ病の診療指針が患者を増やすの話

日本うつ病学会が7月に「児童思春期のうつ病」を初めてガイドラインに載せました。ここでは、大人のうつ病の診療すら難しい中、子どものうつ病はさらに難しいので、指針が求められていたと言い、児童・思春期に推定5%程度の該当者がいるが適切に診療され…

豚の丸焼きで「命」は考えられないの話

東京農業大学の学園祭で、7年ぶりに豚の丸焼きが復活したと報道されました。学園祭での豚の丸焼きは50年位の歴史がありましたが、姿形が明瞭で、かわいそうなどの声で中止となっていたのに「命を食べる」という大義名分を作ることで大学を説得し実現したと…

命の値段の話

オブシーボと言う癌の薬を、1年間使用すると一人当たり3500万円程度かかるので、厚労省が特例で半値にさせたという報道がありました。それは、この薬が、高額療養費の対象薬として保険から支払われているので、こんな高額な薬を多くの人に使われたのでは保…

縦割り行政が分かりやすい事例の話

厚労省は、2005年「次世代育成支援対策推進法」の施行により、労働時間の短縮や子育て支援などに取り組む企業に「くるみん」マークという認定マークを与え自社企業の広告などに働きやすさをアピールしても良いとしています。そして、厚労省は、91年に新任職…

ノーベル賞も、一発屋じゃないのの話

ニュートリノの観測でノーベル物理学賞を受賞した小柴さんが賞金を含む4,000万円、個人の寄付6,000万円を基本財産として平成基礎科学財団を設立し基礎科学の振興を目指しましたが、財政難で解散となりました。理由は、地方自治体や個人などからの賛助会費で…