知ったかぶりの話し

知ってるつもりの思い込みの感覚に、非常識な横やりを入れて覧る試みです

2016-05-01から1ヶ月間の記事一覧

死んで自由になった花子の話

動物園は、国の凄さを示す一つのショーウインドウだった時代があります。それは、大英帝国が世界中に植民地を持っていたときに植民地の珍しい動物を集めて、権威を誇示したときに始まります。動物愛護なんてことは全くなくて、英雄気取りで娯楽としての、ラ…

移動手段が生活を決めているの話

その人が、自由に移動できる範囲が、その人の生活圏と言う事が出来ます。戦後になっても、殆どの日本人にとって個別の移動手段は、徒歩や自転車でした。物の移動でも、リヤカーやバイクなどで、マイカーは憧れでした。当然道路も砂利道だらけで車が通れば土…

歩行は蹴りだの話

人は、歩く姿に、その人生の一編を語ります。二足歩行というのは、不安定ですが、機能的でもあります。立位から、歩き出すには、転倒しないための重心の移動という視点はあるのですが、歩行その物で考えれば、蹴りの度合いが、肉体年齢の指標でもあります。…

動揺する善人が一番危険の話

何番もあるバスターミナルで、一つの番号に、14~15人も一列に列ぶと次の番号のポールまで越えてしまうことがあり、慣れていないとどこに列んで良いか迷ったり、列その物が大丈夫かなど不安に駆られるものです。駅などのバス停の始発などでは、降りる人…

乞食がいた時代の話

日本では、物乞いは、法律で禁止されています。お大袈裟に思いますが、日本国憲法第27条の勤労の権利と義務から、軽犯罪法1条22号で、こじきをし、又はこじきをさせることを禁止し、違反者には拘留又は科料の刑事罰が規定されているのです。さらに、児童福祉…

伸びと縮みが同時でないと関節は曲がらないの話

人間の関節は、てこの原理で動いています。てこには3種類あって,それぞれに特徴の違いがあり、人体という体で利用するには、有利な運動も不利な運動もあります。人体で多く使われているのは、力学的有利性では劣りますが、力点の変動によって速度や荷重点の…

迷惑から仕方がないへの話

過去に、「小さな親切運動」と言う事があり、人に親切にすると言うことが奨励されました。その事をもじって、「小さな親切、大きなお世話」という反発がその後ありました。人の為に何かをすると言うことよりも、まず人に迷惑を掛けないことの方が大事だと誰…

評価で人は育たないの話

人は好みのことを過大評価し、好まないことは過小評価する傾向にあります。ですから、好きな人はあばたもえくぼとなりますが、嫌いな人には、ニキビもできものになって仕舞います。そして、自分に対する評価を気にしながら、人の評価は自分を正しく評価して…