知ったかぶりの話し

知ってるつもりの思い込みの感覚に、非常識な横やりを入れて覧る試みです

福祉のマークは何のための話

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 上のマークは、福祉に関わるマークです。このマークをすべて答えられる人は素晴らしいとしか言いようがありません。最下段のリボンはほとんど形が同じで、色だけでそれぞれに意味があるのですが、これもすべて答えられる人は素晴らしいとしか言いようがありません。福祉のマークは、上にあるだけではありません。まだあるのです。クイズ番組に提供してもいいかと思うほど実は、種類があるのです。実際、生活するうえでも、環境や生活物質、そして、交通からなにから、マークはさらに沢山氾濫しているのです。マークは、一目瞭然という位に相手に伝わると言う事が一番で、印し、標識、商標、レッテルなどと、様々に利用されていますが、相手が理解して意味のあるものです。高価なブランドと言われる商標でも、誰も知らなければただのマークにすぎません。それが高価な価値あるものだなんて知らない人は何の認識もしません。

 福祉のマークも、みんなが一生懸命、理解と支援のために考えているのでしょうが、相手に理解されていなければ何の役にも立ちません。また、マークを周知することが福祉でもありません。障害がなんであるかを事細かに伝えなければ理解と支援が得られないというのもちょっと違う気がするのです。障害があるというマークを利用することさえも嫌う人もいます。それは個人のプライバシーでもあるからです。障害という一語で、理解と支援の得られる社会、マーク一つだけで理解と支援が得られるようになることもマークを作る前に考えてみる必要があると思うのです。