同性でも、大人になれば身体接触はまず殆ど無くなります。小さいときは手を繋ぐだけで無くじゃれると言われるような身体接触がありますが、中学生にもなればプロレスごっこだっていじめと間違えられますからだんだんに減ってきます。まして異性では身体接触など認められなくなってしまいます。例えばがらがらの電車に乗ったとき空いている座席があるのに、男性が女性の隣に座ったなら不審に思われます。街を歩いているときに間隔が50センチ以内に近づけば歩きにくさよりも何でとやはり不審に思われます。しかし、満員の電車なら、身体接触があっても納得し我慢します。行列に列んだなら割り込みされないように前の人に近づきます。握手することでさえ異性では躊躇されることがあるのに、最近では、コンビニでおつりを貰うときは落とさないように手に接触して渡すこともあります。調子に乗って男性が近づきすぎると不審に思われます。無邪気に身体接触が可能な時はどんなときかなと考えてみると日常には殆ど無いことが判ります。スキンシップと言う言葉がありますが、大人のスキンシップって何、と考えてみるとやっぱり難しいことが判ります。コミュニケーションの手段の一つと言われても誰もが簡単には使えないのが、スキンシップでは無いかと思うのです。介護でも身体接触は、難しい事の一つと思うのです。