知ったかぶりの話し

知ってるつもりの思い込みの感覚に、非常識な横やりを入れて覧る試みです

ニチガスの高飛車な商法の話

 既に数年も前に死亡し遺族が財産整理を終了出来たので、相続した方から家屋を購入しました。購入後1年ぐらいは倉庫的に使用していたのですが、生活できるようにしようとガスの開通をすることにしました。すでに、電気も水道も使用していましたから、普段付き合いのあるガス会社に開通して欲しい旨を依頼したのですが、返ってきた返事が、故人の利用していたニチガスから登記簿謄本が故人の名前のままなので出来ないと言われて出来ないと言ってきました。早速、ニチガスに既に登記もしているし付き合いのあるガス屋でお願いするのは、こっちの勝手でしょうと抗議の電話を入れました。すると電話口に出たニチガスの担当者の主張は、「今日ではネットで登記簿謄本が確認できる。確認したが、登記簿謄本が変わっていないので出来ない」と言い張るのです。土地建物の売買でもない、ガスの使用で登記簿謄本まで持ち出してきたのにも呆れましたが、そんなことを言うのならガスは定期点検の機会もあるのですから何でこの数年1立方cmも使用されていないのかニチガスが普通に確認すべきだと思うのです。確認しているなら死亡も分かるだろうし、その後どうなっているのかも理解できるはずです。自分たちの縄張りだと主張するならちゃんと基礎的なことぐらい調査確認しておくべきです。そして、新規契約者に対して高飛車に資格がないかのような事を言うべきではないと思うのです。営業として継続して欲しいと言われるのなら、理解はできますが、登記簿謄本が変わっていないから駄目だなんて、そんな業界のルールの方が正されるべきだと思うのです。中古住宅の購入者が過去の契約に拘束されるなんてことがまかり通りガス会社を選べないなんてとんでもない話で不当な扱いとしか言いようがありません。所有者と使用者が違う事などいくらでもあります。しかも、全くの新設新規の場合には、ガスを設置する時に登記簿謄本など必要としていません。ニチガスの担当者は、ネットの登記簿謄本が変わっていないので出来ませんの一点張り。では聞くが、「数年間使用ゼロなのになぜ調べに来ないんだ。ほったらかしておいて変更になった途端に高飛車に登記簿謄本の変更がされていないとはどういうことだ」と迫るとそれには答えないのです。過去にガス会社の過当競争や顧客の取り合いが問題となって1週間ルールとかいろいろあるのは知っていましたが、数年以上もほっておいてライフラインと言われる生活の基本のガスがガス会社の縄張りでまるで権利があるかの如く主張する事に腹が立ってきました。一度設置できれば業界ルールで、変更したくても出来ないような権利が会社に発生するなんてことの方が可笑しい事など誰でもわかります。ガスは公共でありながら、単価はガス会社が決められます。それだけに大家と賃貸者でガス会社の事が揉めるという事もあります。しかし、何年も使用していなければ器具の老朽化を含めて確認していたなら、その家の置かれている状況は確認できたし、田舎なのですから、次に住む人、所有する人を地域の人に聞いたってわかります。法務局のネットの登記簿謄本の更新がどれぐらいの期間で為されているか分かりませんが、適正な売買で、法人専属の行政書士が完了したと報告されている土地家屋のガス設置でこんな対応がされるなんて思いもよりませんでした。ニチガスの対応・態度には、ネットの情報は確かに溢れていて便利ですから机の上でも仕事が出来ると過信していると情報更新の遅れが営業に影響しますよとまず忠告した上で、どんなにネットが発達しても、現場確認は重要で、ネット情報とは全く違う視野がある事をニチガスに教えたいと思うのです。そして、ガス会社同士のどんな取り決めよりも、自由にガス会社を選ぶ権利は、客にある事を再教育すべきだと思うのです。この時思ったのは、新規事業計画があって新設の建物を作っても絶対にニチガスにはしたくないと感じたほどの営業担当者の口ぶりと態度でした。