知ったかぶりの話し

知ってるつもりの思い込みの感覚に、非常識な横やりを入れて覧る試みです

コロナ陰謀論は嘘だの話

 今年で3年目に入ると言われる新型コロナでの泣き笑いの一つにコロナ陰謀説があってマスクを否定したり、ワクチンを拒否する人がいるという事が報じられていましたので一言。世界中の戦争道具製造元がどうしても作りたいのがウイルス兵器である事は疑う余地のない事です。この死の商人たちにとって、今回の新型コロナウィルスが人工的なものならどれだけお金を払ってでも手に入れたいウイルス研究です。剣と盾そして弓と言う武器の長い時代の経過の中で、現代の武器は非常に高価な時代に入っています。実際、原水爆の維持費は通常の武器の比ではなく、航空機、空母艦船、ロケットは競争も激しく費用は国家予算の中でもとても大きなものとなっています。その事を考えれば、化学兵器生物兵器は費用が少なくて済むと、日本も戦争中には細菌兵器の開発の為に中国人の捕虜を含めた悪魔の人体実験を行っています。当時は、ペスト菌コレラ菌を如何に撒き散らして住民全体に被害を与えられるかという細菌戦と言われるものでした。ベトナム戦争ではアメリカは、農薬と同じ成分の有毒の枯葉剤を大量に化学兵器としてジャングルに投下してベトナムでは障害児がたくさん生まれました。オウム真理教は、兵器産業ではないにも関わらず、富士山の裾野のプレハブ小屋の中で必要な器具も原材料も自由に手に入れて、化学兵器サリンを製造しています。つまり、化学兵器生物兵器の原材料は、何が危険かさえ分からない位多様で、危険と指定されていないものなら、意外と勝手に研究が出来るのが現状です。実際に、土壌のウイルス研究だけでなく、農薬を含めた人間の医療から離れたところで研究は盛んにおこなわれています。そこで偶然にも、人間を殺傷できる細菌やウイルスを発見できればこんな金儲けはありません。死の商人たちは殺到します。仮にこのコロナウイルスがデモンストレーションだったとしたなら、凄い証明となりますが、これではワクチンを含めて研究されてしまい武器として次に使用することが出来ません。武器と言うのは、相手に知られていない謎の恐怖があるから効果も高いのです。ここまで、研究されてしまうと、武器としての効果は低下てしまいます。まして、人類破滅の陰謀なら密かに進めて行かないと効果はありません。ドラマや映画のように悪役の自己顕示の為に表に出てきてしまったなら、注目されてしまったのなら、みんなに研究されて兵器としての価値は落ちてしまいます。つまり、陰謀と言うのは、密かに行われていて一般人が知る所ではないところで進むもので、インターネットに出回っていると言う陰謀なんて「嘘」に決まっています。今でも、世界の政治は表舞台より、ロビーと言われる裏舞台で、顔の見えない死の商人たちの様な連中が盛んに行っているでしょうが、一般的な人がそれを知ることが出来るのは過去となった歴史の中であって自分が生きている時代に遭遇できるはずもありません。トランプ氏達が言いふらす自己都合のフェイクニュースだけでなく、人を疑心暗鬼にさせるようなデマを言いふらして楽しんでいる人たちのネット陰謀を信じている人がいると言うのも現実ですが、一般人が分かる陰謀なんてフェイクニュースにもならない程度だと思うべきだと思うのです。中国が研究していたコロナウィルスが原因だとしたら、敵対する米国のワクチンは適正でしょうし、中国が原因でなければ、利益が出ている製薬会社の陰謀と疑いをかけることも可能ですが、それならワクチンだけでなく治療薬迄用意してからの方がもっと儲かると思うのです。ただ言えることは、コロナワクチン接種程度で、人間の絶滅陰謀があっても効果は薄いと思います。人類は、細菌にもウィルスにも何度も襲われていますが、しぶとく生き残っているという事は歴史で証明できます。スペイン風邪と言われたインフルでも5000万人が死んでも絶滅しないのです。ですから、人間同士の陰謀程度では、地球にとって害ある人類は滅びたりはしないのです。コロナ陰謀論を信じて、感染症対策もしない、ワクチンもしないと言う人がいると報道されていましたが、ネットで知れる程度の情報で命や生活を守ろうとしていたら、オオカミ少年の軍勢の中で立ち往生しているのと同じです。世界は、グローバル化によってみんなが感染する確率を高めたと同時に様々な憶測や妄想も拡散されます。それを確認するすべもないような一般人は、最先端にいなくとも、平均点で情報を確認する冷静さは必要だと思うのです。それは、トランプ氏に代表されるアメリカの身勝手な民主主義の中で、操られている善良な市民が巻き込まれて右往左往している状況を観察するなら理解できる事だと思うのです。