知ったかぶりの話し

知ってるつもりの思い込みの感覚に、非常識な横やりを入れて覧る試みです

GoodとBetterとBestはテレビなど放送の使い分けの話

  国が大丈夫と大見得を切っているときや専門家と紹介された人がテレビで大丈夫と言っているときは危険です。裏読みという言葉があるように政治に対しては、日常的に誰でもが裏があって騙されて居るのだろうと気がついていますが、調査するだけの力もないので諦めています。それに、責任回避しかしない国や専門家が大丈夫と言う時に限ってどこかの利権が絡んだ裏があるだろうとも確信しています。時々コメンテーィターが国民はそんなに馬鹿じゃないと言っているのが真実だと思うのです。よく、パニック映画のストーリーなんかでは事実や真実を知った主人公達が活躍するのですがパニックの原因の本当の発表は、国民が疑心暗鬼になって何をするか分からないから、暴動が起きる危険があるからと伏せられます。しかもそんな時は、報道も自主規制なんてことを始めて事実を放送しませんから、報道なんて素直に信用できないと言うのもみんなが知っていることです。それをトランプ氏は逆手にとって大手のテレビはフェイクニュースだと大宣伝をして非難されるどころか賛同されてしまいました。マスコミは報道の正しさなどと言っていますが、案外嘘つきで煽っていることも多くあります。さらに、今日の情報が早く大量に出回る時代では、事実も虚実も混在していて実際誰も確認することが出来なくなりました。コロナウイルスが始まったころ、感染症の専門家はガーゼマスクなど鼻で笑いN95(NIOSH米国労働安全衛生研究所が定めた規格に合格したマスク)でないと無理だと言いました。それは、ウイルスというものを知っている人間としては普通の反応なのでしょうが、マスクが品不足になるに従い何も言わなくなり、ガーゼマスクが配られる頃には、だんまりです。アベノマスクなど効果もないから、税金で買うべきものではないと専門家は主張しないばかりか、手作りマスクでも容認する様な話までします。その結果、今や手作りマスクがどこにでもある世相を迎え、ウレタンマスクが効果は劣るとされても、マスクさえしていれば効果など誰も非難せず、マスクの形さえしていれば、防御効果はないようなものまで出てきたのに専門家は否定すらしません。その言い訳は、GoodとBetterとBestがあるとなるからです。形が整わない、鼻マスクはマスク警察に言いつけられますが、マスクの性能ではなくマスクの掛け方で文句を言われているのです。世界に冠たるコンピューター富岳で息を吐いた時の微粒子の動きを発表したりしていますが、こんなことは科学的なようで全く科学とはかけ離れた実験です。単純にマスクの効果が高ければ、息苦しくて運動などできるわけがありません。マスクは呼吸器前のフィルターですから、精密であるほど空気の流れは難しくなり、使用時間が長いほど詰ってくるし汚染された状態になります。ですから、呼吸が楽で、使い捨てでないマスクなど効果が薄いと警報を鳴らすべきなのです。しかし、毎日テレビでコロナの話をしながら、結局専門家として防御の対応を主張しないばかりか、経済のこともありますしと八方美人のような態度ばかりです。自分たちの役割を考えたとき本当は、国民がパニックを起こそうと経済がどうであろうと正確に言うべきですし、そんな放送をすべきです。知っているフリして知識をさんざんひけらかしているのに、感染が収まらないのは、責任ある発言をしない専門家にも責任の一端はあります。ウイルスを呼び出し変質させたのは、人間です。中国の野生動物を食べる習慣には、家畜ではなく野生の持つパワーを得られると言う考え方があるからです。人の作った野菜より野生の山菜の方が成分が凝縮していると言う漢方薬に通ずる考え方で、中国人は野生種を食することで免疫効果が上がると信じ求めています。その結果が新型コロナウイルスでありサーズだったとしても、気にしていません。同様に世界の開発によって森林の奥に至り深い土壌にいるウイルスが人間と接することになる可能性があると言うのに開発は止まる事はありません。悪役となったウイルスも、安心な宿主を求めて彷徨っているだけで人間を攻撃するために出てきたわけではありません。だから、ウイルスは簡単に変異します。コロナは天災ですか、人災ですかと言ったら、明らかな人災と言えます。現代の専門家・プロと言われる人々が長いものに巻かれるように、GoodとBetterとBestな対応だと言い訳していることが証拠です。