知ったかぶりの話し

知ってるつもりの思い込みの感覚に、非常識な横やりを入れて覧る試みです

アメリカの民主主義は力が正義を証明したの話  

 アメリカはこの4年、力は正義を貫き通しました。それはトランプ氏がアメリカの本音はこれだと明確に示したことで証明されたと思います。日本由来の課題に対してまでも、欧米の民主主義から見るならと言い出す日本の知識ある人は、トランプ氏は例外だとアメリカを庇いますが、アメリカ人がむき出しにしたアメリカの民主主義の本質が力だという事を認めるべきだと思うのです。そして、欧米の民主主義が戦争の原因を作りだし、難民を作り出し、自国有利な態度が、世界の貧困の遠因ともなっていることを認めるべきだと思うのです。欧米の民主主義は、覇権の代表であり、中東の混乱の元凶とも言えるのです。過去には日本も狙った覇権を、今や中国が狙い、ロシアが狙い、インドが狙っている枠組みが欧米の民主主義だという事を知るべきだと思うのです。特に欧米を庇う人は、経済人としてのトランプ氏を評価したりしています。しかしながら、この100年間の戦争の原因が経済であること、そして世界の罰は経済封鎖であり経済制裁としての力の誇示だということを見ない訳にはいきません。武器を持っていなければ戦争ではないと考える人はすでに現状を知らなすぎるといえます。経済は火薬以上に万遍なくその国の人々に攻撃できる方法です。武力という戦闘で死ぬ人よりも経済制裁という戦闘で困窮する人は何十倍も多いだけでなく、貧困が犯罪や暴力の根源になることは誰もが知っていることです。トランプ氏は経済の暴力を存分に知っていてそれをフルに行使したとも言えます。それを支持しているアメリカ人がどれほど多いことかこの選挙で顕わになりました。例えば、本当に、経済的効率から言うなら、沖縄に駐留する傭兵のアメリカ軍は無駄です。撤退した方がどんなにお得か。民主主義から言っても多数の人が嫌がっているのですからどんどん縮小する方がお得です。しかし、絶対に放棄したくない経済的魅力がそこにはあるのです。大統領となる前の泡沫候補と言われたときには、アメリカ人でトランプと同じ考えだと思われたくないと思っていた人が沢山いたのに、権力者になってたった4年で、言ってもいいんだとなり、言い出しました。たった4年で共和党は、トランプ氏支持だけでなく擁護するまでになりました。これが権力と利益の怖さだと思うのです。民主主義の権力は、利益に多数の人がひっかえとっかえ群がり続けるという事でもあります。権力者になったら、人の言うことは嘘だと言い、自分だけが正しいという事が普通にできるのも、日本の大本営発表と同じであり、ヒットラーの登った階段でもあります。自己擁護しかしない人間が支持を受ける背景は、力で相手を踏みつぶす正義が正しいと心底から思っている人が多いからです。力が正義だと西部劇のヒーローの様に人の意見も聞かず頑ななまでに頑固に自分判断だけにこだわっていることが信念ある人と思い込んでいるアメリカ人がいるからです。日本の常識派の顔をした知識人は、単なるトランプ氏が非常識であると言いますが、そうではありません。力が正義はあまねく世界の常識でもあるのです。単純に言うとのび太ではジャイアンにはドラえもんがいなければ勝てないということですし、アンパンマンは、最後には暴力でバイキンマンを退けるのです。正義のヒーローは、悪を暴力を持って制裁します。法ではありませんし、話し合いではありません。守護神は、暴力である武力だと言うことです。その事を、平和のための武力といい、平和のための核兵器だということとなのです。だから、日本でも、戦争に行った高齢の人たちが戦争は絶対に反対だと言いますが、戦力放棄者ではありません。力の論理を否定してはいません。明確にしているのは戦争をしないためには力がなければならないです。相手に舐められないは重要なキーワードです。それは、経済でも同じことです。誰かが儲かれば誰かが損をするような仕組みの現代では、欲しいものの物々交換の様な経済ではありません。収益が出る事業は単なる善意の商いではありません。武力という力を背景とした経済の頂点にいるのがアメリカでありドルの世界でもあるのです。しかし、これまでの政治家は、力は正義だなどとは言わず、何重ものパッケージの中にしまい込んでいました。それが今むき出しになっても恥ずかしいと思わないアメリカ人がいるという事を証明しました。だから、トランプ氏を強く非難できないのも同類項だからです。今回アメリカのさらけ出したのは、実際の民主主義が如何にも先発組、そして戦勝組に都合よくて出来ているという事です。さらに、権力さえ握ってしまえば、民主主義さえも武器になるという事です。そして、他国や他人攻撃がひどいほど支持者が増えるという過程は、独裁者の歩む道と同じです。アメリカは、今までだって自分の都合いいように他国へ介入してきましたし、他国の権力者を殺害もしてきました。アメリカの国民の半数がトランプで良いと言っていることは、ご都合主義の民主主義を振り回し、むき出しの力でアメリカの覇権を維持しようとしているにすぎません。日本の知識を持つ人々が、力による支配を原点とする欧米民主主義崇拝から脱出するのもそろそろ良い時かと思うのです。

 アメリカはこの4年、力は正義を貫き通しました。それはトランプ氏がアメリカの本音はこれだと明確に示したことで証明されたと思います。日本由来の課題に対してまでも、欧米の民主主義から見るならと言い出す日本の知識ある人は、トランプ氏は例外だとアメリカを庇いますが、アメリカ人がむき出しにしたアメリカの民主主義の本質が力だという事を認めるべきだと思うのです。そして、欧米の民主主義が戦争の原因を作りだし、難民を作り出し、自国有利な態度が、世界の貧困の遠因ともなっていることを認めるべきだと思うのです。欧米の民主主義は、覇権の代表であり、中東の混乱の元凶とも言えるのです。過去には日本も狙った覇権を、今や中国が狙い、ロシアが狙い、インドが狙っている枠組みが欧米の民主主義だという事を知るべきだと思うのです。特に欧米を庇う人は、経済人としてのトランプ氏を評価したりしています。しかしながら、この100年間の戦争の原因が経済であること、そして世界の罰は経済封鎖であり経済制裁としての力の誇示だということを見ない訳にはいきません。武器を持っていなければ戦争ではないと考える人はすでに現状を知らなすぎるといえます。経済は火薬以上に万遍なくその国の人々に攻撃できる方法です。武力という戦闘で死ぬ人よりも経済制裁という戦闘で困窮する人は何十倍も多いだけでなく、貧困が犯罪や暴力の根源になることは誰もが知っていることです。トランプ氏は経済の暴力を存分に知っていてそれをフルに行使したとも言えます。それを支持しているアメリカ人がどれほど多いことかこの選挙で顕わになりました。例えば、本当に、経済的効率から言うなら、沖縄に駐留する傭兵のアメリカ軍は無駄です。撤退した方がどんなにお得か。民主主義から言っても多数の人が嫌がっているのですからどんどん縮小する方がお得です。しかし、絶対に放棄したくない経済的魅力がそこにはあるのです。大統領となる前の泡沫候補と言われたときには、アメリカ人でトランプと同じ考えだと思われたくないと思っていた人が沢山いたのに、権力者になってたった4年で、言ってもいいんだとなり、言い出しました。たった4年で共和党は、トランプ氏支持だけでなく擁護するまでになりました。これが権力と利益の怖さだと思うのです。民主主義の権力は、利益に多数の人がひっかえとっかえ群がり続けるという事でもあります。権力者になったら、人の言うことは嘘だと言い、自分だけが正しいという事が普通にできるのも、日本の大本営発表と同じであり、ヒットラーの登った階段でもあります。自己擁護しかしない人間が支持を受ける背景は、力で相手を踏みつぶす正義が正しいと心底から思っている人が多いからです。力が正義だと西部劇のヒーローの様に人の意見も聞かず頑ななまでに頑固に自分判断だけにこだわっていることが信念ある人と思い込んでいるアメリカ人がいるからです。日本の常識派の顔をした知識人は、単なるトランプ氏が非常識であると言いますが、そうではありません。力が正義はあまねく世界の常識でもあるのです。単純に言うとのび太ではジャイアンにはドラえもんがいなければ勝てないということですし、アンパンマンは、最後には暴力でバイキンマンを退けるのです。正義のヒーローは、悪を暴力を持って制裁します。法ではありませんし、話し合いではありません。守護神は、暴力である武力だと言うことです。その事を、平和のための武力といい、平和のための核兵器だということとなのです。だから、日本でも、戦争に行った高齢の人たちが戦争は絶対に反対だと言いますが、戦力放棄者ではありません。力の論理を否定してはいません。明確にしているのは戦争をしないためには力がなければならないです。相手に舐められないは重要なキーワードです。それは、経済でも同じことです。誰かが儲かれば誰かが損をするような仕組みの現代では、欲しいものの物々交換の様な経済ではありません。収益が出る事業は単なる善意の商いではありません。武力という力を背景とした経済の頂点にいるのがアメリカでありドルの世界でもあるのです。しかし、これまでの政治家は、力は正義だなどとは言わず、何重ものパッケージの中にしまい込んでいました。それが今むき出しになっても恥ずかしいと思わないアメリカ人がいるという事を証明しました。だから、トランプ氏を強く非難できないのも同類項だからです。今回アメリカのさらけ出したのは、実際の民主主義が如何にも先発組、そして戦勝組に都合よくて出来ているという事です。さらに、権力さえ握ってしまえば、民主主義さえも武器になるという事です。そして、他国や他人攻撃がひどいほど支持者が増えるという過程は、独裁者の歩む道と同じです。アメリカは、今までだって自分の都合いいように他国へ介入してきましたし、他国の権力者を殺害もしてきました。アメリカの国民の半数がトランプで良いと言っていることは、ご都合主義の民主主義を振り回し、むき出しの力でアメリカの覇権を維持しようとしているにすぎません。日本の知識を持つ人々が、力による支配を原点とする欧米民主主義崇拝から脱出するのもそろそろ良い時かと思うのです。