知ったかぶりの話し

知ってるつもりの思い込みの感覚に、非常識な横やりを入れて覧る試みです

販売はあの手この手の話

 外食に行ったときに、あるサーカスの公演が当たるクイズのチラシを貰いました。料理が来るまでに時間があったので応募しました。そんなことは忘れていましたが、突然自宅のチャイムが鳴って、若い男性におめでとうございますと言われました。聞くと応募したサーカスの券が当たりましたという。拍手してありがとうございます。さらに、おまけもくれる。有り難く、おまけも貰うと、男性の口上が始まりました。「ご存じと思いますがこのサーカスは某新聞社が後援していまして、出来ましたら半年で良いので購読して貰えませんか」確かに応募用紙には色々書いてあったなと思い出しながら、早速当選は辞退いしますと伝えると、3ヶ月でもいい、すぐに止めてもいいからと薦められました。販売員の方がいい人そうだったので大変だなーと思うのとやっぱり当たったわけでは無いんだと残念に思いました。素直に帰って頂きましたが、当選と言われてドアを開け対面しながら粘られたら気の弱い人は断ることは困難なのだろうなと感じました。当たるとは思わないから何気なく応募して、忘れた頃にやってきた朗報も、軽率だった自分と、よく読まずに安易に応募した自己責任に後ろめたさを感じました。だから、もしそこを突かれてもう少し言われたら「仕方ないか」と思ってしまったかも知れません。

 販売員は、行けと言われて来ているのでしょうが、企画した人はどう思っているのでしょう。とてもいい新聞社で、商品の新聞はいいのですから、景品に頼らずになんてきれい事だけで生き残ることは出来ない世の中なんでしょうと思いつつ、気弱な人は景品に釣られて安易に応募しないことをおすすめします。