知ったかぶりの話し

知ってるつもりの思い込みの感覚に、非常識な横やりを入れて覧る試みです

2016-01-01から1年間の記事一覧

東京都福祉局の踏み絵を踏まないと資格は貰えない話

私が参加した東京都の障害者支援研修の演習のケース概要はこうです。「母親が相談に来た、内容は、娘が大学の時にバイク事故で頸髄損傷による四肢麻痺で肩から下の感覚が失われている、ほとんど全面介助状態なので疲れた母親が施設入所も検討したいとの相談…

東京都福祉局の傲慢さには勝てないの話

東京都福祉局が行った社会福祉の研修に参加しました。その中にグループワークがあって、グループ毎に都が指定したまとめ役が、都との打ち合わせ通りの結論へ導こうとしているので、違う意見の自分は、出来るだけ指名しないで欲しいと明確に宣言し不都合のな…

なぜ 学校で「うんこ」は難しいのかの話

男の子が、学校で「うんこ」は「恥ずかしい」ということで、男子用の小便器をなくし、全部個室にするということが、一部の学校で試行されています。女性は、全部個室ですから、中でのことはわかりませんが、男性は、小便器に行かず個室へ行けば、「うんこ」…

眠剤はあるけれど睡眠は解明されていない話

自然界では、弱肉強食で熾烈な戦いが行われていると説明されます。そして、命を守るために、自己防衛として様々な動物の対応を紹介することが映像でも行われ、なるほどと感心することが多くあります。しかし、考えて見ると、常時危険にさらされているから自…

選挙は、結局多数決の話

18歳の投票権と言う事もあり、選挙に関心を持って貰おうとする様々なイベントが行われました。その中では、一人一人の一票が、生きていると理念高く説明されます。模擬選挙なども行われて、実際と同じように行ってみるなどと言う事もあり、候補者が身近に…

進化したなら雄の殆どが無駄だと思われる話

テレビで、よく放送されるのが繁殖期の雄同士の戦いで、より強い遺伝子を残すための大切な戦いなのだと説明されます。しかし、遺伝子的に考えれば、どんなに闘って強い雄であっても、草食獣から肉食獣へと強くなっていくわけではありません。しかも、戦える…

スモールステップが苦手なタイプの話

教育者だけではなく、親も普通の人も、教育方法として、スモールステップと言われるとなるほどと感じ入ってしまいます。確かに、一歩の歩幅を小さくする様な方法なら誰にでも適応しそううに見えます。かみ砕いて、固形物なら、液体にする位に本人が食べやす…

就労免除・就労猶予の話    

日本の国民の三大義務は、教育を受けさせる義務と、勤労の義務と、納税の義務と学校では教わります。簡単に言えば、勉強してちゃんと働いて税金を納めましょうと言うことです。日本人は真面目ですからこの事に疑問も不満も言わずに、学校へ行くのは当然、働…

お米のランクづけを笑うの話

良質な米作りの推進と、米の消費拡大に役だてることを目的として、全国規模の産地品種の米のできばえについて、試食による食味官能評価試験が1971年から続いています。内容は、外観・香り・味・粘り・硬さ・総合評価の6項目で、とくに良好の「特A」から劣る…

都会の大木なら残れそうの話

ある都市の100年位のケヤキの大木が、住民の運動で伐採されそうになったのを区が土地ごと購入して公園として残ったという話があります。その実話が絵本になったりしていい話だなとみんな思っています。少し前に、マレーシアのサラワク州の森林がこの数年…

パトロン提供と庶民提供の話

最近はあまり聞かれなくなった言葉に、パトロンと言う事があります。日本語で言えば、後援者・賛助者などで資産家や特権を持つ人が、主に財政支援をする人達を言うようです。現代でのパトロンは、必ずしも金銭援助に限るわけではなく、パトロンの人脈や影響…

交通取り締まりは運が悪いだけの話

交通取り締まりでも、スピード違反の場合、疑わしいと言え一応機械で証拠を示されるので仕方が無いかと諦めつつも、明らかにスピードを出している車がほっとしたように通り抜けていくのを見ると、不公平だと叫びたくなるものです。同じように、駐車違反なん…

鼻をすすっていると病気になるぞの話

電車の中で、隣に座った若者が鼻をすすっています。見てみると携帯電話を一生懸命いじっていますから、尚更鼻が落ちてきそうです。鼻をかめば良いのですが、そんな素振りもなく、携帯に熱中しています。臭いも気になりますが、臭いは、なんとなく慣れてしま…

かかりつけ医って言われてもの話

大学病院や公立の大きな病院に行くと、かかりつけ医を持ちましょうというビラがやたらと貼ってあります。理由は、軽い風邪や食べすぎ程度の患者さんが受診することで大きな病院が、混雑し、本来の高度な医療を提供することに支障をきたすからだと言います。…

死んで自由になった花子の話

動物園は、国の凄さを示す一つのショーウインドウだった時代があります。それは、大英帝国が世界中に植民地を持っていたときに植民地の珍しい動物を集めて、権威を誇示したときに始まります。動物愛護なんてことは全くなくて、英雄気取りで娯楽としての、ラ…

移動手段が生活を決めているの話

その人が、自由に移動できる範囲が、その人の生活圏と言う事が出来ます。戦後になっても、殆どの日本人にとって個別の移動手段は、徒歩や自転車でした。物の移動でも、リヤカーやバイクなどで、マイカーは憧れでした。当然道路も砂利道だらけで車が通れば土…

歩行は蹴りだの話

人は、歩く姿に、その人生の一編を語ります。二足歩行というのは、不安定ですが、機能的でもあります。立位から、歩き出すには、転倒しないための重心の移動という視点はあるのですが、歩行その物で考えれば、蹴りの度合いが、肉体年齢の指標でもあります。…

動揺する善人が一番危険の話

何番もあるバスターミナルで、一つの番号に、14~15人も一列に列ぶと次の番号のポールまで越えてしまうことがあり、慣れていないとどこに列んで良いか迷ったり、列その物が大丈夫かなど不安に駆られるものです。駅などのバス停の始発などでは、降りる人…

乞食がいた時代の話

日本では、物乞いは、法律で禁止されています。お大袈裟に思いますが、日本国憲法第27条の勤労の権利と義務から、軽犯罪法1条22号で、こじきをし、又はこじきをさせることを禁止し、違反者には拘留又は科料の刑事罰が規定されているのです。さらに、児童福祉…

伸びと縮みが同時でないと関節は曲がらないの話

人間の関節は、てこの原理で動いています。てこには3種類あって,それぞれに特徴の違いがあり、人体という体で利用するには、有利な運動も不利な運動もあります。人体で多く使われているのは、力学的有利性では劣りますが、力点の変動によって速度や荷重点の…

迷惑から仕方がないへの話

過去に、「小さな親切運動」と言う事があり、人に親切にすると言うことが奨励されました。その事をもじって、「小さな親切、大きなお世話」という反発がその後ありました。人の為に何かをすると言うことよりも、まず人に迷惑を掛けないことの方が大事だと誰…

評価で人は育たないの話

人は好みのことを過大評価し、好まないことは過小評価する傾向にあります。ですから、好きな人はあばたもえくぼとなりますが、嫌いな人には、ニキビもできものになって仕舞います。そして、自分に対する評価を気にしながら、人の評価は自分を正しく評価して…

「気」を探して見えない事を知る話

自然界には、「気」と言う視覚では見えないけれど、生命のエネルギーが流れているというのは古来から言われていたことです。まやかし的な妄想や思い込み、幻覚のような考え方まで、様々な方法で見えない物を説明したり、悪用して利益を得たりしています。誰…

事故の隣の日常性の話

自分の経験ですが、総勢100人ほどで、絶壁の上にある海岸の公園で、炊事遠足をするために、出かけました。近くまで来たときに血だらけでウェットスーツを着たダイバーが道路の真ん中にいて、車を止められました。話を聞くと20メートルもある絶壁の下の…

緊急時には広い誤差のある判断を現場に任せるべきの話

被災地に向けて、大量の支援物資が運び込まれても、被災者に届いていないと言う事が何度も報道されました。自分が現地にいるわけではありませんから推測の範囲ですが届かない原因は、現場に自由な遡及されない決済の判断が降りていないからだと思うのです。…

一子相伝の技能などなくなっても良いの話

日本の技能の継承方法には、一子相伝という方法があります。簡単には、伝承すべき事を、親から子などの特定者に絞り奥義や神髄は、たった一人にしか伝承しないという方法で、兄弟姉妹がいても、その中の一人の子どもにしか教えないという方法です。現代でも…

意外と残酷な学校のグループ分けの話

学校では、普通に行っていることで、考えて見ると案外残酷な事だと思うことがあります。しかし、長い時間で作り上げられた慣習には、教師だけでなく生徒も当然だと思っていますから、変わることはありません。その中で一番残酷だと思われるのが、選別とその…

スポーツは勝負の世界ではないの話

賭博でオリンピック選手がその前途を自ら閉ざしました。様々な報道がされています。ただ、渦中の選手が、「勝負の世界に生きていた」は、賭博に関しての言い訳として語ったのでしょうが、トップ選手と云われた人が、スポーツに対してこんな感覚しかなかった…

きれい事と言われる話

それは、あなたの理想論、夢物語でしょ、と言われるときは、認めるけれど、実現不可能なこととして、やんわりと否定されるときに使われます。明らかに反対の時は「きれい事を言うんじゃない」が使われて、「かっこつけつけてんじゃないよ」「嘘つくなよ」ぐ…

迷惑と自主規制させる手口の障害の話

障害に関しては、二つの考え方で支援は組み立てられています。一つは障害者本人が困っていることを如何にサポートして生活が組み立てられるかと言うことと、一つは周囲が困っていることを如何にさせないかです。つまり、本人が社会に適合するなら不便なこと…