知ったかぶりの話し

知ってるつもりの思い込みの感覚に、非常識な横やりを入れて覧る試みです

2015-01-01から1年間の記事一覧

腐敗と発酵の話

微生物は、食事として植物を分解します。その分解されたものを人間は、腐敗と発酵に分類します。その違いは、人間に役立つものは発酵で、役に立たないものは腐敗と云います。発酵というのは体に良いという味噌や醤油・酒やヨーグルト・納豆等々があります。…

誉めて育てる先生の話

教育の話で、叱ることの反対が誉めると言う事があります。愛の鞭といって叱るより誉める方が人権としてもとても優しい方法に聞こえます。でも現実の場面を見ると誉め続けられる環境などありません。学校の期限付き環境でたいしたことでも無いような事まで誉…

空気が読めない話

誰もが、個性は大事だとか、個人が大事にされるべきとか、集団行動は嫌いだとか云いますが、現実の生活では、自分にとって相性が良ければ受容の範囲ですが、相性が悪ければ「困ったやつ」です。その気持ちを表したのが空気が読めないやつと云う事です。その…

なぜ逃げられないのかの話

比較検討が出来なければ逃げるという判断は出来ません。例えば虐待にあった子どもの報道があったときに、どうして逃げなかったとか、相談しなかったなどと云う人がいますが、一つの環境に生活が埋め込まれていると、どうなるか分からない別の環境へ逃げると…

逃げることから自己防衛を

心理というのは、個人の意識や性格や個性と言うものが対人関係や環境・社会の中でどのように表出されているかを分析したものですが、現代の対人関係ではとても自己防衛のための防御アイテムとはならなくなりました。個人がどんなに自分の心を解析しても今の…

自己防衛の話

現代ほど自分で自分を守る自己防衛力が要求されているときはありません。過去の日本では組織に所属することで、組織の要員確保の一つとして確保されていいたときは守られてもいると誤解していたときもありましたが、そんな誤解さえも今日では出来ないぐらい…

布団の中は自分の体温の話

布団の中は暖かい。綿だから、羽毛だからではありません。自分の体温だからです。熱は伝導と言って熱いところから冷たいところへ流れます。流れないようにすれば冷めません。それが断熱材で綿だったり羽毛だったりします。熱伝導には、輻射熱があります。自…

丹頂鶴の話

天然記念物の丹頂鶴が何故生き残っていたかというと鶴の掟を守らなかったか守れなかったかのどちらかによります。鶴というのは、渡り鳥で、季節に応じて渡りをします。北海道の丹頂鶴も冬になると本州に渡っていました。丹頂鶴は将軍献上品でしたので禁猟品…

喩えが一方的な話

肉牛や養豚の酪農家が、販売する牛や豚を「子どもを育てるように」などと喩える場合があります。それほどかわいがって育てたという意味でしょうが人身売買が戦後の日本にもあったことを知る人からすればひどい喩えです。生産物の専門職ですから、動物であれ…

指導者の思い込みの話

選手が思い込んで自分勝手な練習をしても、結果は自分が責任を取ることになります。勝ても負けても。指導者が思い込んでしまうと、受けた生徒や弟子や実施した人が責任を取らされると言う事になってしまいます。負けたとしたなら、云うとおりしなかったから…

合唱の顔の話

合唱コンクールのテレビを見ていると独特の顔で、同じような動作で歌う状態を見て違和感を持つ人は多いと思うのです。この形にはそれなりの意味もあるでしょうし技法の一つなのかも知れません。確かに、音楽家と云われる人の演奏スタイルは独特で、素人には…

摘み食いのような言葉に酔わない話

知識のある人は、人を説得するときに響きの良い、受け入れやすい言葉を使います。例えば集団をまとめるときのスローガンに「一人はみんなのために、みんなは一人のために」というのがあります。原典よりは、「アレクサンドル・デュマが書いた「巌窟王」の中…

上座の話

公式の会議やレセプションなどだけで無く、飲み会などでも、席の位置はみんなが気にすることの一つです。上座はどっちだ。。勝手に座ると大変な叱責にも繋がる席次は礼儀作法のもっとも基本中の基本みたいなものです。過去の日本では、天皇と皇后がいる場合…

武士や侍の話

日本のスポーツチームがと世界と行くことになると突然のように「侍」や「武士」と言われ、根性や精神論に利用されることがあります。でも、侍であれ武士であれ、個人に忠誠を尽くしていて、国家に忠誠を尽くしていたわけではありません。もっと個別的なこと…

時間を販売して生活していると言うこと

現代の生活を維持する事は、自分の持っている時間をお金に換えて生活必費需品を買わなければならないことです。人は働くことを本来的な活動と言う人もいますが、現代の労働は、時間を販売していることと同じです。だから、働かなくてもいい人は自分の時間を…

猿山にボスざるはいない話

人は、動物の生態を説明する時に、人間社会のどこに類似しているかで説明しようとします。その為、誤った説明が沢山あって、その動物を誤解していると言うこともみられます。有名なのが、猿山のボスざるです。猿の社会にも上下関係があると説明することで人…

呼び名の話

日本では元々呼び名は身分を表すものでした。敬語や謙譲語の前提は、固定された身分としての上下関係を日常的に明確にすることにあります。明治維新を目指した志士たちにも当然、身分の違いがありリーダー的であっても封建制度の中では下級武士となってしま…

食べ方の話

食事の作法について話を聞いて感心したことがあると思いますが、作法って誰のためて考えると、自分の為じゃないし、まして料理作った人にこう言う風に食べろと言われたらえっと思いますよね。一人で食べるなら、手づかみだっていいし、おいしく食べられれば…

正座の誤解

正しい座り方と書くから正座などと誤解している人がいるかも知れません。今で言う座り方を正座と言い出したのは、明治以降です。この様な座り方が正式などとしているのは日本ぐらいで、この座り方は人間機能としても正しくありません。だから、体罰で長時間…

紫藤勇市のブログです

このブログは紫藤勇市が、感じたことを書いているのですが、発想の起点は、誤差と誤解の違いを考えてみたいと言うものです。環境が大きく変わっています。生活も大きく変わっています。でも、気がつかないうちに変わっていることが一杯あるのですが、誤解と…

湯船に浸かるのは世界じゃ少数の話

入浴の効果や効能を語り、湯船に浸かるとストレスも解消されて健康にいいと語り、肩まで浸かりなさいと良く言われますが、湯船に入る入浴法は世界では極少数です。しかも、湯船に入る日本式入浴法で毎日入れる環境が出来たのは、この何十年前程度で、40年…

雑食は、発達に本当に良いのか

一日に、何十種類の食材が必要だとか、栄養素がどうだとか、専門家は言うけれど、実際に摂取した質と量(食事)と排泄された質と量(便と尿)を比較するだけで無く、体のどこにどれだけ届いたのか確認できなければ、架空の計算でしかありません。何故なら個体差…

一生出来ない事は止めた方が良い

ダイエットしたい人は沢山いますし、私なども生活習慣病だと言われて痩せるように健康診断で専門家が言います。でも、一生やらなくちゃならないことを専門家様のありがたい言葉と信じて始めるなんて事は出来ません。考えても見てください。体形は遺伝子で殆…

専門家は過去には強くても未来には素人より想像力がない

天気予報は、過去のデーターと現在のデーターを照合して、最大類似している過去の事例を探し出して、過去にこうなったから、きっと今回もこうなるのでは無いかの想像を予想として出します。だから、同じ事を繰り返さない自然に、振り回されて仕舞うのです。…

魚の殆どは肉食

食物連鎖や弱肉強食という表現の説明を聞くと、草を食べる草食動物が増えないように肉食動物に適当に食べられてしまうのは、自然の事と説明されるのですが、よくよく考えてみると、草食動物が増えすぎて緑が失われるほどなら、草食動物が飢え死にするだけで…