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知ったかぶりの話し

知ってるつもりの思い込みの感覚に、非常識な横やりを入れて覧る試みです

臭いと香りの話

 臭いは、いい印象ではあまり使われず、くさいと言うともう悪者という感じになります。文章では、同じにおいと言っても、匂いと言う漢字を使えば、いい感じになります。でも、香りは絶対的に好印象をさします。でも、これは全て生活の中での習慣や環境要素が強い、感情的な感覚の問題です。もっと言えば慣れていないと言う事でもあります。人間の感覚器の感受能力は刺激に対して鈍感になっていきます。だから、ペットを飼っている家のにおいには飼い主は不快を感じません。同様にどこの家にもそこの家庭の匂いがあってその匂いの中でほっとすると言う事もあります。ところが、慣れていない臭いに関しては拒否的反応が起きることがあります。例えば、腋臭の臭いとか、体臭とか、加齢臭とか言うものです。しかも、自分ではコントロール出来ません。化粧の臭いだつて人によっては嫌なものです。香りと言ってもそれはただ人間が勝手ににおいの中から選別しただけに過ぎません。

 くさいと言うだけで人を傷つけることが出来ます。自分の臭いは自分では判りません。そして、自分の意志で出しているのでもありません。汗のように見えるなら拭くことも出来ますが、臭いは見えません。臭いも香りも人の選別です。慣れろとは言いませんが、受容できる感覚器を育てることは出来ると思うのです。