知ったかぶりの話し

知ってるつもりの思い込みの感覚に、非常識な横やりを入れて覧る試みです

雑食は、発達に本当に良いのか

一日に、何十種類の食材が必要だとか、栄養素がどうだとか、専門家は言うけれど、実際に摂取した質と量(食事)と排泄された質と量(便と尿)を比較するだけで無く、体のどこにどれだけ届いたのか確認できなければ、架空の計算でしかありません。何故なら個体差によって吸収と栄養の配分は全く違うからです。もっと基本で言うと、これほど雑食なのは人間だけで、殆どの動物は食べるものを限定しています。肉食は肉しか食べません。草食は草しか食べません。火を使った食べ物もありません。それでも身体機能に問題はありません。逆に人間の進化は、雑食によってなされたとの説もあります。でも、こんなに様々な食物が手に入るようになったのは近年であって、人間はそんなに食について豊かだったわけではありません。飢餓の子ども達も今だって沢山います。偏った食事をしていても元気な人もいます。雑食が必ずしも発達の必要十分条件とは言えないと思います。